作品名:陰キャだった俺の青春リベンジ 天使すぎるあの娘と歩むReライフ
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作品情報
著者:慶野 由志 先生
イラスト:たん旦 先生
出版:角川スニーカー文庫(2022年2月1日発売)
登場人物
新浜 心一郎(にいはま しんいちろう)
ブラック企業で身も心もボロボロになり倒れると、高校二年生にタイムスリップしてた青年。
ブラック企業で培った社畜力で、根暗で灰色だった高校生活をやり直そうとする。
紫条院 春華(しじょういん はるか)
天真爛漫で誰にでも優しく、学校で一番と噂される美少女。新居浜にラノベを紹介されハマる。
あらすじ
新浜心一郎は高校卒業してすぐ、会社に就職し12年の月日が流れていた。
ブラック企業で過多な業務量、休みのない仕事生活で精神的に病み、睡眠も栄養もしっかりとれず体を壊し、眩暈や震えが止まらない日々が続いていた。
絶望続きの暮らしを送る中で、唯一輝かしい思い出は、高校生のとき、可愛くて優しい
憧れの同級生、紫条院 春華と何気ない会話をやりとり日々だった。
しかし、その思い出も現在は辛いもので、
紫条院春華は、職場のいじめで自殺し、すでにこの世にいない。
さらに、心一郎の母親も女手一つで育ててくれていたが、心一郎のやつれていく姿を見て、早死にし、唯一残っている家族の妹香奈子は心一郎のことを母親の一件もあり、嫌われ絶縁状態になっていた。
心一郎は誰もいないオフィスで、
「戻りたい、あの頃に戻りたい!」
と泣きじゃくり、何も行動を起こさなかった高校生活に後悔と叶わない願いに絶望する。
その帰り道、とうとう心一郎の体は限界を迎え、胸から激痛が走り、その場で意識が途絶えてしまう。
目を覚ますと、昔見慣れた実家の自分の部屋で、若いころの自分が鏡に写っていて、
死んだはずの母親が目の前に現れ、涙が止まらなくなる心一郎。
高校生の頃へタイムスリップをしたことを実感し混乱する一方、登校途中、憧れの女の子紫条院 春華の笑顔をみた心一郎は、彼女と一緒に最高の青春をリベンジすることを誓うのだった。
オススメ
・主人公、心一郎の未来を変えようと前向きに行動しようとする姿に好感が持て、社会人が実際に使っている知識や経験を駆使していく姿に共感ももてます。
・可愛らしくも天然で、感情に鈍いヒロインが今後、どのような関りを得て心一郎へとの距離をちじめていくのか今後が気になる作品となっています。
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