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空気モブ青年の逆襲異世界ファンタジー「ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで」

作品名:ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで

逆襲・復讐系の異世界ファンタジー好きの方必見!

※本記事は広告を含んでいます。

 

作品情報

著者:篠崎芳 先生
イラスト:KWKM先生
出版:オーバーラップ文庫(2018年7月25日発売)

登場人物

三森灯火

異世界に召喚された高校生。
幼いころ、両親から酷い虐待を受け、心無い言葉を浴びながら育った環境と両親蒸発後、心優しい叔父夫婦に大切に育てられた環境から、2面性の性格を持っている。
異世界に最低ランクのE級冒険者として召喚される。

セラス・アシュレイン

元エルフの国のお姫様で、ネーア王国の騎士団長。バクオス王国の侵略で、国は滅び現在、逃亡中。誰もが見とれる美貌の持ち主。

ヴィシス

異世界アライオン王国の女神で、見た目は美しく清楚だが、中身は残忍で、自分に不都合な者は躊躇なく処分する。現代人を異世界に召喚した人物。

桐原拓斗

異世界に召喚された勇者の1人。イケメンで人気があり、クラスカーストトップ。
性格は非常に悪く他人を見下し、自分さえよければ他はどうでもいいという性格。
最高ランクのS級冒険者として召喚される。

十河綾香

異世界に召喚された勇者の1人。文武両道で他校でも話題になるほどの美少女。
物静かでクールな雰囲気の女性だが、良心と困った人に手を差し伸べるやさしさを持っている。S級冒険者として召喚され、唯一、灯火を助けようとした人物。

あらすじ

主人公、三森灯火は、修学旅行のバスで移動中、光につつまれ、クラスメイトたちと一緒に異世界に召喚される。

目が覚めると、神々しい美しい女性が立っていて、自身を女神ヴィシスと名乗り、異世界召喚について説明を受ける。

この世界では巨大な悪が出現するたびに、異世界から勇者を召喚し、悪の親玉を討伐していると説明され、元の世界に帰るには、その悪の親玉を倒さないと帰れないと言われて困惑する現代人たち。

十河綾香が女神ヴィシスに、何も力を持たない一般人の自分たちがどうやって魔物を倒せばいいのか質問すると、ヴィシスは召喚された際、特別な力を得ていると告げる。
何人かの生徒が信じられないと騒ぎ立てると、
ヴィシスは魔物に現地民を惨殺させ、ヴィシスがその魔物を魔法で屠って見せる。

現実世界では、ありえない光景を次々と見せられた生徒たちは、ヴィシスの言葉を信じ、各自どのような能力を持っているか鑑定を受けることになる。

クラスメイトが次々と鑑定され、最高ランクS級やA級と診断されるものがいる中、唯一、三森灯火だけ最低ランクのE級と診断されてしまう。

女神微ヴィシス灯火がE級冒険者だと知ると、役に立たない勇者の末路を示すため、そして、自分より下の勇者がいるとB~D級のランクの低い勇者のやる気を鼓舞するため、ヴィシスはどんなにE級冒険者が価値のない存在かこれまでの経緯を話、それゆえ、処分されてきたことを話す。

これまで通り、灯火も処分遺跡に追放し、処分することを告げると、
必死に命乞いをする灯火
そんな灯火桐原拓斗は「俺の時間浪費されてもったないから、とっと消えろ。」と言い放ち、他のクラスメイトも「あいつはこうなってもしょうがないやつ」、「空気よめ」、「疲れてるから早く処分されろ」と冷酷な言葉を言い放つ。

そんな中、ただ一人、十河綾香は灯火を仲間として接し、彼を助けるため、ヴィシスに立ち向かうが、気絶させられ別室に連れていかれてしまう。

そして、いよいよ廃棄遺跡の転送がはじまりだすと、
灯火のずっと抑えていた暴虐性の一面が表に出て、
「くたばれ、くそ女神」

と言い放ち、

「もし生きて戻ったら覚悟しとけ」

と中指を立て、消えていくのだった。

空気モブだった青年が逆襲を誓い、最強へ駆け上がる異世界ファンタジー開幕!

オススメポイント

この作品は、登場人物の感情がしっかりと描かれており、主人公へ向けられる悪意、人間の汚さ、主人公の人格の変化が1つの見どころとなっています。

また、悪意があるものに対して、圧倒的な力で一瞬で仕留めるのではなく、じわじわ弱らせて絶望を与えながら倒していくところも他の作品ではなかなかなく面白いポイントとなっています。

主人公がすさまじい勢いで成長するところも、もちろん見どころですが、今後クラスメイトや女神がどうなっていくのかも気になる作品となっています。

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