作品名:最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い 無能を演じるSSランク皇子は皇位継承戦を影から支配する 2巻
気が強い世話好きの美人女騎士、大好き回‼
【ご注意】1巻を読まれた前提の記載です。
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作品紹介
著者:タンバ先生
イラスト:夕薙先生
出版:角川スニーカー文庫(2020年1月1日発売)
登場人物
アルノルト(シルバー)
帝国の第7皇子。
無能を装って「出涸らし皇子」と呼ばれているが、実際は頭脳明晰、策略、交渉術も長けており、SSランク冒険者で実力もある。
帝位争いで、レオナルトを皇帝にしようと動ている。
フィーネ
名門公爵家の娘。蒼鴎姫と呼ばれており、帝国の民に絶大な人気がある。
性格は穏やかのんびりしてるが、芯が通った女性で大胆な行動にでるときもある。
アルノルトの正体を知っている数少ない人物。
エルナ
アルノルトの幼馴染で、勇者の家系跡取り娘。
プライドが高く気が強いが、根は優しい。
アルノルトとは特に仲が良く、有能さも知ってるため、世間の評判を快く思っていない。
レオナルト
帝国第8皇子で、アルノルトの双子の弟。真面目で人当りもよく、剣術、魔法、政治のすべてにおいて優れており、帝国の国民からも人望が厚い。
帝位争いに参加している。
あらすじ
騎士狩猟祭の騒動も一段落した、アルノルトとレオナルトは後宮を訪れていた。
そこは皇帝の妃たちが住んでいる場所で、皇帝と皇帝が許可された者しか入れない場所だが、アルノルトとレオナルトは、母親のミツハに全権大使とその補佐官に任命された報告にきていた。
久しぶりの家族水入らずの時間を過ごすアルノルトだったが、帝位争いを有利にするため、早々に後宮をあとにし、暗躍を開始する。
アルノルトは宮廷貴族で、副工務大臣のベルツのところへ訪れていた。
ベルツは、皇帝に才を買われている優秀な人物で、アルノルトたちは自分たちの陣営に加えたいと考え、彼の弱みを探した結果、
ベルツの妻は、浪費家でお金使いが荒く、我儘で、婚姻の際、皇帝から直接お祝いを受けたこともあり、ベルツは離婚したくてもできず困り果てていた。
そんなベルツにアルノルトは、皇帝にうまく取り計らい妻と離婚できるようにすることを約束し、ベルツを自分たちの陣営に引き込む。
この一件で、痛手を負った帝位争いの候補者ザンドラは、アルノルトに暗殺者を送るが、
逆に、アルノルトは戦闘態勢に入り、襲撃者を確保し情報を引き出そうと、偶然その場に居合わせたA級冒険者リンフィアの助けがあり、その場は何もなく落ち着く。
助けたお礼として、自分たちが住んでいる村流民の村を救ってほしいとお願いされるアルノルト、厄介ごとに巻き込まれたと嘆いていたが、リンフィアが戦闘だけでなく、洞察力や交渉力も有能だと見抜くと、リンフィアと協力関係を結ぶ。
全権大使と補佐官として、ロンディネ公国に行くことが決まったアルノルト、レオナルトは、不在の間、ザンドラの刺客がフィーネに送りこまれることが予想されたため、セバスとリンフィアを護衛として残し、
アルノルトとレオナルトはそれぞれ別の船に乗り、護衛役として、エルナを引き連れ、公国を目指すのだった。
そんな中、大嵐に巻き込まれ、アルノルトとレオナルトは、入れ替わってしまい、アルノルトはレオナルトとして、演じないといけなくなってしまう。
完璧にレオナルトとして、演じうまくやり過ごすアルノルトだったが、目の前に大型船の残骸があり、多くの遭難者を発見する。
明らかに乗船可能人数よりも多い遭難者やS級モンスター海竜が近くにいて、アルノルトは難しい決断を迫られることに…
最強皇子がすべてを陰から支配する暗躍ファンタジー第2幕開幕!
今回の見どころ
・ヒロインの1人エルナのエピソードが魅力的に書かれおり、きつい口調だけどアルノルトのことを慕っていること、不器用で気丈なところが可愛らしくかかれています。
・アルノルトとレオナルトの入れ替わりで、アルノルトがレオナルト以上にレオナルトで、船上でのアルノルトの活躍に胸が熱くなります。
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