作品名：友人キャラの俺がモテまくるわけないだろ３巻
一度だけでもいい‥本当の恋をしてみたい
【ご注意】２巻までを読まれた前提で記載しています。
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作品情報
著者：世界一先生
イラスト：トマリ先生
出版：オーバーラップ文庫（2020年8月25日発売）
登場人物
友木優児：凶悪な不良として恐れられて周りから避けられているが、実際は心優しく義理堅い友人想いの青年で、普通の学園生活を望んでいる。池冬華からニセの恋人役をお願いされ引き受ける。（イラスト右）
池冬華：優児の親友、春馬の妹で可愛らしい風貌のギャル。普段は、猫をかぶっているが、気が強くてわがままで甘えん坊な性格。男性よけのため、優児に偽恋人をお願いするが、優児の人柄に惚れ、本当の恋人になりたいと思うようになる。
葉咲夏奈：明るくかわいいクラスの人気者で、テニス部に所属するスポーツ女子。小学校のころ、優児の親友だったが、転校して疎遠になってしまう。男の子として、当時ふるまっていたため、優児に気づかれないままになっていたが、告白時に真実を話す。
池春馬：スポーツ万能成績優秀イケメンで性格もいい完璧超人。優児のよき理解者で周囲が優児の人間性を見ずにさけているのを憂いており、クラスメイトと遊ぶとき優児にも積極的に声をかけている。優児と冬華の仲を応援している。
真桐千秋：優児の高校の教員で、黒髪ロング色白な美人の先生。指導が厳しく生徒から恐れられているが、まじめで誠実な対応をとっているため、深く関りがある優児などの生徒からは信頼が厚い。優児と冬華が偽恋人だと知る唯一の人物。（イラスト左）
あらすじ
友木優児は、怖い見た目と口下手なところが災いし、周りから恐れられ距離を置かれていたが、高校に入学して池春馬という物語の主人公ような完璧超人に出会い、人生が大きく変わった。
友人想いの春馬は、周りの目も気にせず、友人として気軽るに接して、優児に対する印象の誤解も解いてくれようとした。
春馬の妹、冬華が今年の春入学してきて、偽の恋人役を引き受け、本当の恋人のように一緒に登下校や昼食を食べたり、休みの日はデートに行って、気が強くてわがままなところがあり、振り回されることも多いが優二は楽しんでいた。
直近では、小学校のころ、別れた親友ナツオが葉咲夏奈だとわかり、男の子だと思ってた親友が女の子ですぐ近くにいたことも驚きを受けたが、夏奈から告白を受けたことにさらに衝撃を受ける優児だった。
ニセの恋人冬華も一度告白を断った夏奈もグイグイ来るようになり、にぎやかな毎日を送る優児。
ある日、日課のランニングをしていた優児は、お酒に酔ってふらふらの状態で歩く真桐先生に出会う。
ひどく酔って錯乱している様子を見た優児は、彼女を抱きかかえ自宅に送ることにする。
真桐先生をベッドまで運び寝かせて、立ち去ろうとするが玄関の施錠せず、出ていくことが心配だったため、朝起きるまで一緒にいることにする。
朝、目覚めた真桐は、部屋の隅に優児がいることに驚愕するし、優児から昨日の様子と事情を聞き、彼に謝罪し、自分を恥じる。
昨日の真桐の様子を見て、只事じゃないと思った優児は、事情を聞くと、父親からお見合いを勧められ、喧嘩になったことを告げられる。
真桐は箱入り娘として育てられ、男性と付き合う機会が恵まれず、男性に免疫がなく、見かねた父親がお見合いの話を強引に持ち出してきたという。
お見合いから理想の結婚相手を見つかることがあることを重々と承知していた真桐だったが、いつも楽しそうに‥幸せそうにしてる優児と冬華を見て思うのだった‥
「一度だけでもいい‥本当の恋をしてみたい。」
暴力事件が起きたとき、優児の言い分を親すら信じてもらえず、絶望したところを助けられた恩があり、
普段から関わることが多く、真桐の魅力を知っていた優児は、お見合いをしなくても理想の相手を見つけられると強く思い、彼女の力になると誓うのだった。
偽恋から始まる友人キャラの奮闘劇、夏奈と冬華同様、真桐の心を救えるのか青春ラブコメディ第３弾開幕！
今回の見どころ
・この作品のメインヒロインは、真桐先生じゃないのっていうぐらい、キャラとしての魅力が書かれてます。
・普段は厳しいけど、ピュアで可愛らしい一面のお姉さん好き、真桐先生推しにはたまらない巻です。
・主人公優児義理堅さやヒロインたちのコメディ場面もあり、面白い要素がたくさん詰まっています。
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