作品名：貴族令嬢。俺にだけなつく
※本記事は広告を含んでいます。
【作品情報】
著者：夏乃実先生
イラスト：GreeN先生
出版：ファンタジア文庫（2022年12月22日発売）
【登場人物紹介】
ベレト
主人公の転生先で侯爵家の息子。
転生前は、高圧的な態度で性悪と噂され、彼を知るものは誰も近くに寄り付かず、近づくだけでみんな離れていくほどの嫌われ者だった。
転生した主人公は、これまでの態度を嘆き、過ごしやすい生活のため、現代社会の人の接し方（感謝の気持ちと思いやり）で印象を変えていこうと試みる。
ルーナ
本食いの才女と呼ばれる貴族令嬢。
貴族サイドテールに結んだ薄青髪、眠そうな金の瞳をしており、読書以外興味がなく、あまり人に関心がない。
噂でベレトの知っており、あまり快く思っていなかったが、ベレトと一緒に読書し会話することで、印象を改め、一緒に読書をして過ごす時間が増え、なついていく。（イラスト）
エレナ
伯爵の令嬢。容姿端麗で、腰まで伸びた明るい赤髪と細く通った鼻筋が特徴的、細い首には黒のチョーカーをつけている。高貴な身分のため、貴族同士の会食で直接会うことが多く、高圧的な態度をとるベレトをよく思っていない。
身分関係なくみな平等に接することから、人望もあり評判もよく、ベレトのメイドシアとは仲が良く、一緒にお昼を食べたりする。
シア
ベレト専属のメイド。
べレトからひどい扱いを受けても献身的にお世話をするまじめな女の子。
学業もメイドしても優秀なため、周りから一目を置かれている。
【あらすじ】
ある日、交通事故に遭い、見慣れないベットで目を覚ました主人公、彼は公爵家の息子ベレトに転生していた。
記憶をたどると、転生前のベレトの記憶が流れ込み、貴族社会で公爵という高い身分のベレトは、傲慢な態度をとり、彼を知るほとんどの人から嫌われていた。
このひどい印象を改善したいだけど、転生を知られたくないベレトは、あくまで現代人として、当然の振る舞いに心がけ、身分差も関係なく優しく振舞う。
すると、彼と関わった女性たちは印象が変わり、なついてくるように、エレナからは家族の悩みを相談されベレトがエレナの許嫁候補にあがったり、ルーナは一緒にご飯を食べてくれたり、デートでお買い物をしたりすようになり…
美しく、上品でありながら、予期せず甘えてくる淑女たちとの関係はますます深まっていくーー！
甘々学園ラブコメ、開幕！
【オススメポイント】
この物語のオススメは、特別な知識を持たない主人公が前世の経験や気配り、そして機転で問題を解決していくというストーリーが楽しめるところで、また、ヒロインたちも主人公の急変に変に話をこじらせることなく接しており、ハーレムものとしても嫌味がなく、読みやすいテンポで物語に入り込むことができます。
ストーリー自体は大きな出来事がなく、主にヒロインたちに懐かれるエピソードが展開されますが、気分転換に最適な作品となっています。
【作品購入リンク】
