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陰キャが異世界で見つけた成長ファンタジーストーリー『召喚士が陰キャで何が悪い1』

【作品名】「召喚士が陰キャで何が悪い1」

※本記事は広告を含んでいます。

 

【作品情報】

著者:かみや先生
イラスト:COMEO先生
出版:HJ文庫(2022年2月1日発売)

【登場人物紹介】

藤間 透:小中学校でクラスの陽キャラ(リア充)からいじめに遭い、陽キャラはすべて自分の敵、悪意を持って近づいてくると線引きし、敵対心をむき出しにして、突っかかっている。基本自分しか信じておらず異世界でも1人の力で生きていこうとする。
魔物を召喚する召喚士だが、召喚できる魔物がおらず戦闘ができない。(イラスト中央)

灯里 伶奈:透のクラスメイトで陽キャラグループの1人。黒髪ロングの大人しい美少女で以前、透に助けられて彼に好意持ち告白するが罰ゲームだと勘違いされ、逆に嫌われてしまう。芯が強く優しい性格で、冷たくされても積極的に話しかけ誤解をとこうとする。(イラスト左)

足柄山 沁子:透のクラスメイトで、陰キャラ。地味子と呼ばれクラスからいじめられるが、親しい人のそばでは明るく愛嬌があり、努力家で頑張り屋さん。異世界では生産系の技能が優れている。

祁答院 悠真:徹のクラスメイトで、クラスの人気者でイケメン。性格も良く、誰にでも優しく接して、正しいと思うこともはっきり言う性格。透から目の敵にされ嫌みを言われても、気にせず彼の本質を見て仲良くなろうとする。

【あらすじ】

現実世界と異世界をケータイのボタン一つで自由に行き来きできる世界になり、その異世界をアルカディアといい、現実世界から異世界に行った人々は、ユニークスキルが与えられ、勇者呼ばれモンスターと剣と魔法で戦っていた。

藤間透は陽キャラからいじめられ続けたため、陰キャラをこじらせ陽キャラは全員敵とし、悪意を持って接するようになり、誰も信じなくなってしまった。

透は異世界では召喚士だったが、不遇により魔物を召喚できず、戦うことができないため、異世界人からも辛い言葉を吐かれ、薬草などを採取し日々生活費をなんとか稼ぐ生活をしていた。

そんなある日、クラスの陽キャラグループの1人灯里 伶奈から告白されるが、罰ゲームの偽告白だと思い、厳しい言葉を浴びせて話をきかずその場を去ってしまう。伶奈は信じてもらうため、積極的に話しかけるがそれが新たな誤解と陽キャラグループの衝突を生み、さらに嫌われ冷たくされてしまう。

透は、告白などなかったものとし、いつも通り薬草を採取して宿に戻ると無一文で路頭に迷うクラスメイトの陰キャ足柄山 沁子に出会う。彼女の調合・生産スキルに魅力を感じた透は、協力関係を結び、一緒に同居することになる。

最初は自分の成り上がるための必要なだけの存在として沁子を見ていたが、沁子の人柄ややさしさ、自分を信じてくれてることに透は心を開いていき変化が起き始める。

陰キャ人としても成長し成り上がっていく青春物語ファンタジー第一弾開幕!

オススメポイント

この作品は、ファンタジー系の異世界に自由に行くことが日常となっており、誰でもそこへ訪れることができる設定が魅力的です。召喚士のスキルを得たものの、モンスターを獲得していないため実質は無能力者と同じという特殊な状況が、透が地道に努力する姿勢を強化しており、また、ヒロインが美少女でないことや、ギャグの要素も含まれており、爽快感や笑いを楽しめる作品です。

主人公がチート能力でいきなり強くなるのではなく、本当地味に地道に能力を成長させていく過程が描かれていることも、この作品の魅力のひとつです。主人公がトラウマや嫌なことを乗り越え、素直に謝罪する姿勢も、読者の共感を呼び起こす要素となっており、学園青春物語としても楽しめます。主人公が信用できる友人を見つけ、心を開いて成長していく姿勢も感動的です。

この作品は、地道な冒険が好きな読者におすすめの作品であり、周りの人ふれあい人間としても成長していく姿や成長した主人公が今後どうなりあがっていくか気になる魅力的な作品です。

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