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空気モブ青年の逆襲異世界ファンタジー「ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで 2巻」

作品名:ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで【2巻】

逆襲・復讐系の異世界ファンタジー好きの方必見!

※1巻既読済み前提になっています。

※本記事は広告を含んでいます。

 作品情報

著者:篠崎芳 先生
イラスト:KWKM先生
出版:オーバーラップ文庫(2018年12月25日発売)

登場人物

三森灯火:異世界に召喚されたE級勇者。自分を貶め、殺そうとした女神ヴィシスへ復讐するため冒険している。麻痺や毒などの状態異常スキルを使う。

セラス・アシュレイン:元エルフの国のお姫様で、ネーア王国の騎士団長。バクオス王国の侵略で、国は滅び現在、逃亡中。誰もが見とれる美貌の持ち主。

ピギ丸:灯火の相棒でスライム。同族にいじめられていたところを灯火に助けられ懐く。灯火と一緒に旅をしていて、索敵や陽動を担っている。

ヴィシス:異世界アライオン王国の女神で、見た目は美しく清楚だが、中身は残忍で、自分に不都合な者は躊躇なく処分する。現代人を異世界に召喚した人物。

十河綾香S級勇者として召喚され、唯一、灯火を助けようとした人物。良心とやさしさを持っていて、戦えないクラスメイト分も自分が戦おうとする。

シビト:バクオス王国5竜士の一人で、『人類最強』と呼ばれている。逃亡者セラス・アシュレインを追っている。

あらすじ

廃棄遺跡を出て、ピぎ丸(スライム)を仲間にした灯火は、身なりと寝床を得るため、ミルズの街に向かった。
ミルズの街につくと門番を検閲を受けることになるが、現在、侯爵がレアアイテム【竜目の盃】探索で、ミルザ遺跡攻略のため、冒険者を集めていることを知り、灯火の機転聞いた振る舞いでうまくやり過ごす。

街に入ると宿屋を探し、身なりを整え、酒場で情報収集を行い翌日にはミルズを出発しようとした灯火だったが、賢者の『禁術大全』にミルズ遺跡のことが乗っており、地下にピぎ丸に関するアイテムがあったことを思い出し、遺跡の攻略組に加わるのだった。

翌朝、遺跡を攻略する広場にいくと、廃棄遺跡を出た森で出会ったミストが広場に集まった冒険者の一人モンクに騒ぎたてられていた。
ミストが現在、高い懸賞金をかけられてる元ネーア王国の騎士団長セラス・アシュレインだと言い張るモンク。
彼はセラスと会ったことがあり、声や体型を鮮明に焼き付けていて間違いないという。

証拠として、フードをとりエルフの特長長い耳を目視しようとするが、長い耳ではなく恥をかくモンク、彼は醜態を晒されたことを逆恨みし、復讐を誓いその場を去る。

遺跡攻略を始まり、処分遺跡に遠く及ばない魔物ばかりで、苦戦することもなく、あっという間に6階層に来ると、そこには広場で騒いでたモンクが、冒険者2人を味方につけ、広場で自分を醜態をさらしたミストに復讐するため待ち伏していた。
ミストの体調が優れておらずふらふらなことを知り、念のため援軍も手にした、モンクは勝ちを確信していた、勝った後のなぶり殺しを楽しみを口にするのだったが…

灯火はモンクたちのやりとりを聞いて、虐待をしてきた両親思い出し、モンクたちを逆になぶり殺すことを早々に決め、モンクの前に姿を現し、麻痺と毒の状態異常でモンクと冒険者をしばりなぶり痛めつけ、最後は魔物の餌にするだった。

モンクたち処分後、すんなり17階層についた灯火は、レアアイテム【竜目の盃】を見つけ、そのアイテムの番人の魔物もなんなく倒してしまう。
灯火は【竜目の盃】を手に入れ、処分遺跡の魔物が規格外の強さだったことを実感していると、ミストが灯火のフロアにやってくる。

どうしても【竜目の盃】が欲しかったミストはすでに、灯火に先を越されたことに落胆していると灯火から自分はさらに深層の別のアイテムに関心があるだけだからと、必要なら無償で譲ると提案される。貴重なアイテムだと知り、義理堅い性格のミストは、代わりに渡せる対価がなかったため、護衛役を買って出る。

パーティーでの戦闘を試してみたかった灯火はミストに護衛を依頼し、ピギ丸を紹介し地下へ進んでいくが、ミストの疲労がひどく、目に酷いくまを見つけた灯火は休憩ゾーンで、ミストを眠らすと…

ミストの顔がエルフ耳の別人の女性に変化する。モンクの話や酒場等で得た情報からミストがセラス・アシュレインと確信する。

その場はミストの変化に灯火も寝ていて気付かなかったことにし、灯火たちは目的のアイテムをすばやく回収することを優先して、さらに奥の階層に進む。
目的の階層に入ると、スケルトンキングが出現し絶望するミスト、灯火を逃がすため時間を稼ごうとするが、灯火の圧倒的な力にスケルトンキングが瞬殺されるのを見たミストは驚愕するのだった。

遺跡攻略後、再び落ち合った灯火とセラスは、お互いの情報を交換し、灯火はミストを護衛として続けて雇い、今後一緒に行動することを決め、翌日、セラスが【竜目の盃】を侯爵の家に納品し、その後灯火と合流してミルズを出発することを決める。

翌日、約束の所でセラスを待つ灯火だったが、約束の時間をすぎても一向にセラスがやってこない。セラスの性格や経緯を考え、裏切ると思えなかった灯火は、情報収集をすると、侯爵家で正体がバレたセラスは、バクオス王国の【人類最強】と呼ばれるシビトが率いる5竜士に追撃を受けていること知る。

灯火はセラスを救いだすため、シビト率いる5竜士に戦いを挑むのだった。

最弱ランク勇者が絶対最強へと至る逆襲譚、第2幕。

今回の見どころ

・灯火と5竜騎士の心理戦、話術を含む壮絶なバトル

・細かな設定と丁寧に表現された心理描写で、灯火とセラスの関係が変わっていく様子を楽しめる。

・屑キャラ、悪役の表現がよく、どんな最後を迎えるか気になる。

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