作品名：Sランク冒険者である俺の娘たちは重度のファザコンでした 2
【ご注意】1巻を見られた前提で、内容記載です。
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作品情報
著者：友橋 かめつ先生
イラスト：希望つばめ先生
出版：オーバーラップ文庫（2020年11月25日発売）
登場人物紹介
カイゼル
A級冒険者、３児の父。剣術・魔法すべて優秀で、かつて【神童】と呼ばれていた。
子どもたちと一緒に王都で生活しており、魔法学園の臨時講師やギルドのクエスト、王国兵士の指南役など、さまざま場面で王都の発展に貢献している。
エルザ
長女。S級冒険者で、王国の騎士団長。幼いころから剣術を習っていて、地元の剣術大会では強すぎて、出場禁止にされるほどの腕。
騎士として普段は、気丈にふるまっているが、そのため、カイゼルにうまく甘えられずもどかしい気持ちになること多い。
アイナ
次女。王都の冒険者ギルドマスターで、幼いころ炭鉱労働者の勤務管理や酒場の経営サポートをして、組織の運営・経営判断力がずば抜けている。
冒険者から人気でよく交際を申し込まれるが、どうしてもカイゼルと比較してしまい物足りなく感じ、すべて断っている。
メリル
三女。魔法のスペシャリストで、「賢者」と呼ばれており、王都の魔法学園に通いながら、魔法の研究も行っている。
怠け者で甘えん坊の性格をしているため、カイゼルにくっつきすぎて困らせるが多い。
レジーナ
カイゼルの元冒険者のパーティーメンバー。
A級冒険者で、当時カイゼルのライバルで、どちらが先にS級冒険者にあがるか注目されるほどの実力者。
気が強く豪胆で、物事をはっきりという性格。
あらすじ
因縁の魔物、エンシェントドラゴンを倒し、元の王都生活に戻ったカイゼルだったが、エンシェントドラゴンが死に間際に言っていた、「娘たちを狙って村を滅ぼしたこと」、「娘たちがまた魔物の狙われること」がきになり、悪夢をみるようになる。
また、カイゼルが本当の父親でないことを明かされた娘たちは、これまでよりも積極的にアプローチし、カイゼルに甘えるように…
そんなある日、メリルが通う学園に謎の侵入者が侵入し、遭遇した教員とメリルが襲われる。
教員は気絶させらた状態で発見され、メリルは、特にケガ等ないもの侵入者といみわけに終わり、逃げられてしまう。
それから数日後、巡回に出ていたエルザが負傷し、ボロボロの状態で訓練場に帰ってくる。
事情を聞くと襲撃者の目当ては、エルザじゃなくカイゼルにあったことがわかり、実力者のエルザを退けたこと、先日の魔法学園の１件が頭によぎり、警戒を強める。
エルザから詳しい特徴を聞いたカイゼルは、１８年前、一緒に活動していたパーティメンバーの１人が頭によぎる。
翌日から、カイゼルは騎士団の巡回についていくことにすると、さっそくエルザの襲撃者に遭遇し、その人物はカイゼルの予想通り、かつてのパーティーメンバー、レジーナと判明する。
カイゼルとレジーナは立ち合いをし、打ち解け、お互いの再会をなつかしむ、一方、娘たちはカイゼルと仲のよすぎるレジーナに別の危機感を覚える。
エルザはレジーナに無様に敗北したことを思い詰め、仕事や生活で必要最低限時間を除き、それ以外は鍛錬をし、体を酷使するようになる。
その様子を重くみたアンナは、エルザの休養と家族団欒を込めて温泉村のクエストを一家全員で受けることをカイゼルに相談し、カイゼルも承諾し温泉村クエストに一家全員で出向ていく。
また、カイゼルたちが知らないところで、メリルを襲撃したものが次の一手をはなとうとしていた。
父親を愛しすぎる娘たちとハイスペックな父親送るファンタジー２幕開幕です！
見どころ
・18年前の真実を打ち明けて、より積極的になった娘たちが可愛い。
・レジーナが現れて、18前年前のカイゼルと今のカイゼルの心境変化と家族への思いを知れて主人公の魅力が上がる。
・新たな敵の影がで増え、バトル要素やシリアス要素も増え、見どころが広がった。
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