作品名：Sランク冒険者である俺の娘たちは重度のファザコンでした 4
【ご注意】3巻まで見られた前提で、内容記載です。
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作品情報
著者：友橋 かめつ先生
イラスト：希望つばめ先生
出版：オーバーラップ文庫（2022年4月25日発売）
登場人物紹介
カイゼル
A級冒険者、３児の父。剣術・魔法すべて優秀で、かつて【神童】と呼ばれていた。子どもたちと一緒に王都で生活しており、王女の家庭教師や魔法学園の臨時講師、王国兵士の指南役など、さまざま場面で王都の発展に貢献している。
エルザ
長女。S級冒険者で、王国の騎士団長。レジーナをライバル視し、リベンジを果たすため特訓に力を入れている。
アイナ
次女。王都の冒険者ギルドマスターで、組織の運営・経営判断力がずば抜けている。面倒見がよく、姉妹で一番しっかりしている。
メリル
三女。魔法のスペシャリストで、「賢者」と呼ばれており、王都の魔法学園に通いながら、魔法の研究も行っている。怠け者で甘えん坊の性格。
レジーナ
カイゼルの元パーティーメンバー。A級冒険者で、当時カイゼルのライバルで、どちらが先にS級冒険者にあがるか注目されるほどの実力者。
エトラ
カイゼルの元パーティーメンバー。魔法使いとしての才能が秀でており、カイゼルが才能の差を感じ、魔法の道を諦めるほどの実力者。世間が嫌いで、基本、自分のためにしか魔法を使わない。
プリム
王国ソニア女王の1人娘。城下町にお忍びで出かけた際、カイゼルに助けられ気に入り、カイゼルを家庭教師に指名する。
リリス
「氷の令嬢」と呼ばれるクールビューティー美女。美しすぎる容姿から言い寄ってくる男が後を絶たず、そんな男たちを冷たくあしらっている。
あらすじ
エトラの王都襲撃事件を解決し、元の日常に戻っていたカイゼルは、習慣の1つである王女プリムの家庭教師を行っていた。
勉強嫌いなプリムは勉強に疲れ、サボる方法が何かないかと考えると、カイゼルが話していた冒険者の話を思い出し、冒険者としてクエストに行きたいと駄々をこねる。
困ったカイゼルは、プリムの母親、女王ソニアが認めたら連れていくとプリムを納得させる。すると、早速、プリムはカイゼルを連れ、母親のソニアのところへいく。
カイゼルは、次期女王で、唯一の家族であるプリムを危険にさらすかもしれないことは許可されないと思っていたが、ソニアはカイゼルが一緒なら何も問題ないとあっさり許可を出す。
驚愕するカイゼルに、これで冒険にいけると、はしゃぎまわるプリム。
母親にドラゴンの首をとってくると約束するプリムだった。
カイゼルはエルザと一緒に、プリムを薬草摘みにつれていき、道中に出てきたモンスターもプリムに花を持たせるよう器用に退治していき、無事、冒険者体験を終える。
プリムの冒険者体験を終えて数日後、カイゼルとエルザは女王ソニアに呼び出されていた。
先日のプリムの冒険者体験のお礼と娘のプリムがカイゼルを父親のように慕う姿を見て、自分の夫にならないか提案される。
国王の重責が重すぎるカイゼルは、夫の話を丁重に断る。
すると、女王から結婚の意志はあるかと聞かれ、女王の話をあまりむげにできないと考えたカイゼルは、結婚もいいかもと軽く合わせる形で返事をする。
カイゼルのことを気に入っていて、ずっと王都にいてもらいたいと考えるソニアは、全力で国をあげてサポートすると約束するのだった。
数日後、新聞の一面にカイゼルが結婚相手を募集していることが記載され、王都中に知れ渡る。
娘たちは新聞を見て、大慌てにカイゼルに詰め寄るが、カイゼルは３人の子持ちの中年に誰も妻になりたがらないだろうと弁解し、娘たちをなだめる。
そんな中、プリムの付き人として、参加した晩餐会で、非常に美しい容姿で、氷の令嬢と呼ばれるリリスと接点ができ、彼女から求婚されてしまう。
リリスに求婚されたことを知り、自分たちから離れてしまうことに焦った娘たちはカイゼルに積極的にアプローチをかけるようになり…
父親を愛しすぎる娘たちとハイスペックな父親送るファンタジー３幕開幕です！
今回の作品の見どころ
・3姉妹を中心に女性陣が、カイゼルのことを一人の男性としてみて積極的に動く回です。3姉妹それぞれ違った方向性でカイゼルを落とそうとして、個性が出て、面白く可愛らしくでおすすめです。
・今回新キャラのリリスにヒロイン感がスゴイ出てて、ヒロイン枠誰か1人に焦点を当てるとリリスになるぐらい魅力的に描かれていて、令嬢好きの方は、先が楽しみになるエピソードです。
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